Ubuntu 9.04のいろんな高速化を試してみた。
現状、得に不満はないのだが、人間欲深いので。。
とりあえずやったこと
-
bootchartインストール
- CONCURRENCY変更
- sysv-rc-confインストール
- Ext3をorderedからwritebackへ
- swappiness変更
- IPv6停止
- preloadインストール
と結構盛りだくさんな、内容です。
<bootchartインストール>
とりあえず、現状起動に何秒かかっているかグラフ化してくれるツールを導入。
$ sudo apt-get install bootchart
これで
/var/log/bootchart/以下にグラフがpng形式で起動ごとに保存されます。
で初期状態のヤツは。。
起動時間34s。ここからいかに減らせるか
コレでも結構早いんですが。。
<CONCURRENCY変更>
起動処理を並列に行う設定
/etc/init.d/rcを
#CONCURRENCY=none
CONCURRENCY=shell←「shell」に変更
<sysv-rc-confインストール>
sudo apt-get install sysv-rc-conf
sudo sysv-rc-conf
<サービス停止>
止めたいサービスのランレベルでスペースを押す。
Ubuntuの「ランレベル」は、ちょと違う・・・というか考え方が違う
より2~5を停止。
ubuntuってランレベル2~5が同じって言う認識であってるのかな?
止めたサービス
この
ページを参考にした
※一部古いもの、今は無いものがあります。
- atd
- cronの様なもの
- cpus
- プリンタ関連
- bluetooth
- bluetooth関連
- apport
- クラッシュの報告
- anacron
- 同じくcronの様なもの
- dns-clean
- ダイヤルアップ接続でDNS情報をクリーンアップ
<Ext3をorderedからwritebackへ>
あまり理解できていません。。。が、興味本位というか
詳しくは
Ubuntu 高速化by まさおさんをみてください。
つまり、UbuntuのExt3のファイルシステムを変更するって言うことで、
data=writebackにすると早くなるけど、何かあったときに不正データ(先祖帰り?)をするかもよっていうこと。。かな
/boot/grub/menu.lst の2カ所を変更
# defoptions=quiet splash
↓
# defoptions=quiet splash rootflags=data=writeback
# altoptions=(recovery mode) single
↓
# altoptions=(recovery mode) single rootflags=data=writeback
grupをアップデート
update-grub
/etc/fstabを修正
UUID=XXXXX(人によって違います) / ext3 relatime,errors=remount-ro 0 1
↓
UUID=XXXXX(人によって違います) / ext3 noatime,nodiratime,data=writeback,errors=remount-ro 0 1
マウントを調べる
$ mount
/dev/sda4 on / type ext3 XXXXXXX
…
tune2fs -o journal_data_writeback /dev/sdb4←さっき調べたもの
再起動して確認
$ mount
/dev/sda4 on / type ext3 (rw,noatime,nodiratime,data=writeback,errors=remount-ro)
data=writebackってなっていればOK
すみません、、、長くなったので続きは次回
※追記
続き書きました
Ubuntu 9.04高速化を試してみた-その2-