2009年10月5日月曜日

はてなに追加 MyYahoo!に追加 Googleに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 Buzzurlに追加 Ubuntu 9.04高速化を試してみた-その1-

Ubuntu 9.04のいろんな高速化を試してみた。
現状、得に不満はないのだが、人間欲深いので。。

とりあえずやったこと
  • bootchartインストール
  • CONCURRENCY変更
  • sysv-rc-confインストール

    • 不要なサービス停止
  • Ext3をorderedからwritebackへ
  • swappiness変更
  • IPv6停止
  • preloadインストール
と結構盛りだくさんな、内容です。

<bootchartインストール>
とりあえず、現状起動に何秒かかっているかグラフ化してくれるツールを導入。
$ sudo apt-get install bootchart
これで
/var/log/bootchart/以下にグラフがpng形式で起動ごとに保存されます。

で初期状態のヤツは。。

起動時間34s。ここからいかに減らせるか
コレでも結構早いんですが。。

<CONCURRENCY変更>
起動処理を並列に行う設定
/etc/init.d/rcを
#CONCURRENCY=none
CONCURRENCY=shell←「shell」に変更

<sysv-rc-confインストール>
sudo apt-get install sysv-rc-conf
sudo sysv-rc-conf

<サービス停止>
止めたいサービスのランレベルでスペースを押す。
Ubuntuの「ランレベル」は、ちょと違う・・・というか考え方が違う
より2~5を停止。
ubuntuってランレベル2~5が同じって言う認識であってるのかな?

止めたサービス
このページを参考にした
※一部古いもの、今は無いものがあります。
atd
cronの様なもの
cpus
プリンタ関連
bluetooth
bluetooth関連
apport
クラッシュの報告
anacron
同じくcronの様なもの
dns-clean
ダイヤルアップ接続でDNS情報をクリーンアップ

<Ext3をorderedからwritebackへ>
あまり理解できていません。。。が、興味本位というか
詳しくはUbuntu 高速化by まさおさんをみてください。
つまり、UbuntuのExt3のファイルシステムを変更するって言うことで、
data=writebackにすると早くなるけど、何かあったときに不正データ(先祖帰り?)をするかもよっていうこと。。かな
/boot/grub/menu.lst の2カ所を変更
# defoptions=quiet splash 
    ↓
# defoptions=quiet splash rootflags=data=writeback

# altoptions=(recovery mode) single
    ↓
# altoptions=(recovery mode) single rootflags=data=writeback
grupをアップデート
update-grub
/etc/fstabを修正
UUID=XXXXX(人によって違います) /               ext3    relatime,errors=remount-ro 0       1
      ↓
UUID=XXXXX(人によって違います) /               ext3    noatime,nodiratime,data=writeback,errors=remount-ro 0       1
マウントを調べる
$ mount
/dev/sda4 on / type ext3 XXXXXXX
…
tune2fs -o journal_data_writeback /dev/sdb4←さっき調べたもの
再起動して確認
$ mount
/dev/sda4 on / type ext3 (rw,noatime,nodiratime,data=writeback,errors=remount-ro)
data=writebackってなっていればOK

すみません、、、長くなったので続きは次回

※追記
続き書きました
Ubuntu 9.04高速化を試してみた-その2-

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